2021年現在、意味のわかる人口知能はないとされている。
例えば、Google検索で ①「おいしいイタリア料理店」、 ②「まずいイタリア料理店」、 ③「イタリア料理以外の店 おいしい」と検索してみる。
上位にあがったのは
① 「おいしいイタリア料理店」 → 検索結果: おすすめ、おいしいイタリア料理20選など
② 「まずいイタリア料理店」 → 検索結果: まずい自作のイタリア料理談など
③ 「イタリア料理以外の店 おいしい」 → 検索結果: イタリア料理「以外」なのに・・・ イタリア料理、シチリア(イタリア半島)料理など
以上のように 2021年現在もGoogle検索エンジンは意味理解して検索をしてくれない。
ただ最近、siriなどの会話型ソフトが あえて間違った回答するような仕様(=お笑い仕様)で組まれている動画を見ることがある。
勿論、意味をわかっている訳もなく、統計的に良い返答を見つけ出し、返しているに過ぎない。
しかし、動画を見ていると笑いの的を射た言葉を返しており、意味がわかっているのかと思ってしまう。
お笑いの場合、人を笑わせるのが「本意」であるから、字義どおりにとると、「ズレ」たり、「真逆」となる。
AIからすればタチが悪いはずなのだ。
それでも お笑いタレント3人組の1人が熱湯風呂の上にしがみつき口にする定番の言葉、「絶対押すなよ!」 の意味が
(もう準備ができたから押してもいいよ。)
であるといったようなことを
コンピューター上のソフトが理解できる日もそう遠い未来ではないかもしれない。